日刊あるなし

日常を 遊びのように 楽しく過ごす。ミニマリスト&インドア生活スタイルを日々紹介します。

座禅会に参加するコスパの良さ 「しない時間」は自分で作るもの

 

 

 

わざとお寺のイベントを俗っぽく書いてみます。

単身赴任を始めてから定期的にたしなむようになっている座禅会。

あまり聞いたことがない、行ったことがない方に、そのコスパの良さをお伝えするエントリーです。

 

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座禅。今風にいうならば、マイドフルネス、メディテーション、瞑想です。

 座禅というと、お寺、仏教のイメージが加わりますね。実際お寺にのイベントでは宗教感のおかげで程よい緊張感の中参加できます。

 

座禅の仕方

お坊さんにリードしてもらい、仏前で足を組みます。座り方は、胡座(あぐら)のようでいて、少し違う。身体がグラグラしないように、膝を床につくように。そのため、しっかりと足の甲を太股にまで持ち上げます。

手も仏様のように身体の前で組む。これは法界定印(ほっかいじょういん)と言うそうです。ブラブラさせず、自然に時間を過ごすための構えです。

 

そして、時を過ごす。

何にも考えない、という一言が、とても難しいと気づく瞬間です。

雑なイメージが飛び交う中で、それをやり過ごします。

 

ふーっと、泡のように現れたイメージを、その泡が割れるまで放っておく

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とか

 

鳥のように飛んできたイメージを、その鳥が飛んでいくまで放っておく

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とか

 

いろんな例えがあります。

要は自然に浮かんでくる考えや思いに拘(こだわ)らないということです。

 

お寺の中はとても静かなようでいて、参加している人ほとんどが、同じような心境だと思うととても面白くなります。

そしている間に20分程座っていると、鐘が鳴り、終了。解散します。

 

効果とコスパ

大きな建物に集まる、足を組む、何もしない、終わり。

 

これだけ。

 それなのに、「何かした気になる」のは、普段から頭に浮かんでくるイメージにどれだけ心が揺さぶられているか、自覚できるからです。

 

例えるなら普段の生活は油絵を描いているようなものです。

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日々の生活には、上からべっとり色がついている。

 

自分で意識的に塗っている色だけならいいんですけれど、無意識の習慣や、感情が入ってくると、そうはいきません。

この色がどんどん自動で重なって重なって、色合いが悪くなる。

結果、「これ何の絵?」と聞かれるくらいグチャグチャになります。

 

座禅で、「何にもしない時間」「ただ自分の心に意識を向けるだけ」という時間を作ると、それがなくなる(少なくとも減る)。

生活の無駄な色が削られる様(さま)を感じられます。

 

目が疲れてしまうようなカラフルな色合いの中で、一箇所真っ白なスペースがあったら、どうでしょう。気になりますよね?

座禅をした時間はそんなスペースだと言えます。

「無い時間」のはずなのに「何かがあるような時間」に感じる(見える)。不思議です。

 

次に、そんな座禅のコストパフォーマンスを考えてみます。

 

私はとても良いと思っています。

参加費は無料。仕事前の時間で少し早起きするだけ。

効果効用は、先程いったように心持ちが刷新される(気持ちいい!)、自分のこだわりに気づく、何かを発見するなど。ヒトによって様々です。

資格不要、経験不要。

 

こんなに人にオススメしやすい時間の過ごし方もありません。

 

しかし、残念ながら座禅本来の考えから言うと、「コストパフォーマンス」とか、「メリット」を求めようとする時点ですでに俗世の執着、こだわりから抜けきれていないということになりそうです。

 

いや、わかっているつもりですよ?(抜けきれているわけではありませんが)

 

とはいったものの、まずは始めてみないとわからない。言葉だけでは、体験した時の感覚は伝わらないからです。

ブッダの伝記を読んで感動しても、全く同じ境地には至れない。私達が悟ることが無いようなものです。

 

ですので、最初は「お金をかけずにできる、ちょっと心に良い習慣かも」くらいで始めてみてはいかがでしょうか。何しろ年中無休で無料体験できますからね。

 

以上、今日は座禅のお話でした。

いつもご一読ありがとうございます。

 

今週は久々帰省!長野からのエントリーを予定しています。