日刊あるなし

日常を 遊びのように 楽しく過ごす。ミニマリスト&インドア生活スタイルを日々紹介します。

家具を借りると自分にも他人にも良い、かもしれない

 

気ながく心穏やかにして、よろずに倹約を用い金を備うべし。
倹約の仕方は不自由を忍ぶにあり、
この世に客に来たと思えば何の苦もなし。
朝夕の食事は、うまからずとも誉めて食うべし。
元来、客の身なれば好き嫌いは申されまい。
今日の行くを送り、子孫兄弟によく挨拶して、
娑婆の御暇(おいとま)申するがよし。      ー伊達正宗

【3分で、家具のレンタルをしたくなる、かもしれません】

 

引っ越し準備をしながら、奥州は伊達政宗の一言から始めてみました。

質素倹約、この世にお客として来たと思って過ごしてみよう。

い江戸時代まで生き残り、大大名になった人とは思えない謙虚な姿勢です(あの「独眼竜」が質素倹約を語っていたんですよ!?)

こんな気持で日々過ごしてみたいものですね。

 

この一言、今回の引っ越しに関わる家具のことを考えていたら思い出しました。

いや、疲れたからといって現実逃避したわけではありません。関係があります。

 

引っ越しするにあたって、家具をそろえなければなりません。

今のマンションはクローゼットあり、収納スペースもいたるところにある。自分で買い揃える必要がありませんでした。とても快適な一室だったのです。

 

転じて、次の部屋はシェアハウスです。

最低限の生活用品はすでにそろっていますが、自分の部屋になると、とたん何もありません。

 

窓とコンセントがあるだけの本当の「箱」

机も椅子も、トイレもありません。独房よりもシンプルです。

 

服やPC、本の帰る場所が必要です。

 

新しく買うか?

ですが、ちょっとまってください。

 

また1年ちょっとで転勤しろと言われたらどうしましょう。

引っ越し先によっては、新品同様の家具を捨てるかもしれない。それは気が引けます。

 

利便性は最低限確保したい。でも自分のモノは増やしたくない。

 

こんなニーズに応えてくれるサービスはないかな?そう悩んでいた時、先程の一節が出てきた次第です。

 

自分はずっと一か所に住む人間ではない。お客さんなんだ。

だから無理に重い荷物を買いそろえる必要はない。

ちょっとの間使えればいい。

そう考えたのです。

 

出した答えは「借りる」という方法です。

購入の代替案、家具をレンタルすることにしました。

www.kasite.com

実はこの方法、同僚から過去に話を聞いたことありました。家電を何も買わず。すべて借りた人がいたのです。

 

ただその時は一笑しただけでした。 

当時のわたし曰く、

「ずっと使うなら買うほうが安い」

「借りる手間、返す手間よりも、買って翌日無料配送してもらった方がいい」

 確かに。

 

お財布にも、手間も、レンタルという方法にはデメリットがあります。

実際、価格は少しお高めです。昨日借りた家具も、2年弱借りると買った時のほうが安くすむ計算です。

手間もそう。特に初めて使うサービスなので登録から手続きまで時間がかかりました。慣れた楽天市場で「すぐ購入」というわけにはいきません。

 

ではなぜ借りる選択をしたのか。

まず、「ずっと」使わないからです。

今回の異動は長期間にならない前提で転勤するので、短くて1年、長くて2年と見積もっています。

なので、その期間だけ使えればいい。長期間でなければ借りた方が気が楽です。

 

次に、捨てる手間がなく、別の人に使ってもらえるからです。

これは今回の引っ越しでつよーく感じたことです。

外から来た「客人」の身の上でモノを持ちすぎると、いざ手放す時が面倒くさいことこのうえないのです。

買う時には、使う時のイメージが先行して、その先、手放すイメージをもっていませんでした。

 

さらに、再利用の問題があります。

使えるものが、リサイクルされず捨てられる。その「循環の断絶」もイヤでした。

少し高く払ってでも、使いたい者同士で同じ家具をシェアしたかったのです。

 

残念ながら、いまの市場では、リサイクルの流れがまだ弱い。

当たり前に新品を買い、ほとんどの人は使い終われば捨ててしまいます。

まだ使えたとしても、次の人の手に渡るルートがとても狭く、当たり前になっていないからです。

 

自分の管理するモノが減る、その上、モノも存分に使いこまれる。ゴミも減る。

借りるという選択肢は、特に単身転勤者と社会全体どちらにとっても優しい。

WINーWINにつながるライフスタイルです。

 

そういったわけで、次の住まいでは、大型家具・家電は「全て共有&借り物」で過ごしてみます。生活にどんな変化があるか、楽しみです。

 

 

以上。モノを買わずに借りる「客人スタイル」のご紹介でした。

ご一読ありがとうございました。