日刊あるなし

日常を 遊びのように 楽しく過ごす。ミニマリスト&インドア生活スタイルを日々紹介します。

新聞を定期購読しなくなったワケ

 

日経新聞の定期購読をやめました。同じお金と時間を別のことに使いたかったからです。

有料情報は必ず有益。そんな「有料・有益神話」を手放します。

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【4分で読める記事です】

働いたことがある人なら一度はアドバイスされたことないでしょうか。上司、同僚、はては友人曰く、「新聞を読め」と。

 

私は10年前、当時の上司から、

「新聞を読まないビジネスマンは信用しない、読まないと出世できないぞ!」と脅され、わけもわからず定期購読していたものです。

 

しかも、実際読んでますよ!と言えば本当に心象が良くなりました。

(出世にも影響を与えた、はず)

 

情報以上に「新聞は読むのが当たり前、読んでいない社会人の見識を疑う」そんな時代がありました。

  

大人になったらタバコを吸うもの。

お酒が飲めない営業マンは使えない。これに新聞を加えて、

昭和の「三大サラリーマン神話」とでも名付けておきます。

 

令和に生きる皆さんならご理解いただけると思いますが、昨今はこういった神話も崩れつつあります。

愛煙家は倦厭される。お酒が苦手でも結構。社会的に当たり前になりつつありますね。

 

今回はこの3つ目にあたる新聞を見直しました。

日経新聞(電子版)の購読をやめたのです。

 

誤解をまねかないように言いますと、「新聞が役に立たないメディアだからやめる」という低評価を広めたいとか、紙面に情報が少ない(価値がない)という批判ではありません。

 

たくさんある情報源の1つになった。比較検討し、惰性で取り続けるのをやめた。ということです。少なくとも、「誰にでも役に立つ」とは限らないということです(少なくとも、私にとってはそうでした)

 

自分にとって、どんな情報が必要なのか、どこに時間とお金を費やすのか。

自分のニーズ考えていくと、手を伸ばすメディアと、敢えて距離を置くメディアが取捨選択できるようになりました。

この過程についてお話します。

 

 

やめた理由1 ビジネスの「表層的」な情報は無料情報で手に入る

有料サービスでなくても情報が手に入ります。

特にインターネットです、テレビはエンタメ性が高く、細かいニュースがカットされてしまうので遠慮してます。

インターネットの情報というと、改変されていたり、偏った情報になっているのではないか?

そう勘ぐってしまうかもしれませんが、そこは無料情報の強み。複数のサイトに横断してあたることで、公平性を保つことができます。

 

よく、池上彰さんなどが、新聞を3紙、4紙とって読み比べている、と自身の著書で書いていました。

マスメディア筆頭の新聞の中でも考えの違いがあるわけなので、ニュースサイトも同じ。それぞれ得意分野ごとに使い分けています。

またサイト上では紙面の制限が紙媒体に比べてありません。ですので、ちょっとした専門性の高い記事にもあたれるのも強みです。

 

仕事に関連する医療記事や、趣味(ゲーム)に関わる記事は、ネット上の専門サイトから情報を集めたほうが、より多くの情報に触れることができますね。

なにより「表層的」、つまり「何が起こった」という情報だったらここまでで十分なのです。

 

「なぜ起こったのか?」

「どういう背景があるのか?」

この点については、どうでしょうか。

 

 

やめた理由2 「深堀りした」情報は、新聞ではなく本や雑誌からも手に入る

過去はこの視点がありませんでした。

新聞は表向きの記事に加えて、その論点や背景も説明してくれる。なので、口頭やちょっとテレビで見るニュースに比べて情報の質がより高いのだ。という考え方です。

これは、ある意味、ただしく、ある意味間違っています。

論点、背景が書いてある。なので、一見事情がわからない国会答弁の裏事情も読み取れる。遠く、アメリカの大統領選挙の状況も理解することができます。

ただ、この情報を本当に深く理解するのであれば、まだ文章が足りないのではないか、と思うのです。

一面ではなく、一冊、本や特集雑誌でより情報を入れたほうが良いと思ったのです。(ちなみに、この知見をくれたのも一冊の本からでした)

 

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本を読む時間までは取れない、幅広いジャンルの情報の背景を知りたい、という方には新聞。

明確にジャンルを決めて深堀りしたい、という人には別の情報源があるのではないでしょうか。

 

その人にとって読みやすいメディアかどうか、という点も忘れてはいけませんね。

私は本が好きなので、自分で本を買いますし、図書館でまとめて借りてくることもある。雑誌も図書館で借ります。

そうなると、余計に新聞への投資効率が良くありませんでした。購読していても、そちらに意識が向かないのです。

 

食事で例えるなら、自炊用にネットスーパーで定期購入しているのに、その食材はそっちのけ、自分は大好きなラーメン屋食べ歩きをしている。そんな感じでしょうか。

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ラーメン好きなら、最初からそちらに時間もお金も集中させたほうがより満足感が高まりそうです。

 

知識も同様。自分があたるメディアを選ぶ。選択と集中です。

 

やめた理由3 同じ費用を、もっと具体的な自己投資に回すため

お金です。

日経電子版は月4,277円(税込)。このお金をどこに回すか、改めて考え直しました。

 

広範囲の情報を毎日受け取るよりも、自分が関心の高い分野について、もっと深く知りたい。そのためにお金(時間)の投資先を変えました。

 

具体的にはこの2つです。

1 Audible(オーディブル

www.audible.co.jp

アマゾンが提供する「聞く本」サービスです。本を目で読むのではなく、耳から聞く。音声で読み上げてくれるサービスです。

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1冊ずつ購入することもできますが、定期購読に登録するとお得。毎月1,500円で1冊無料で手に入ります(通常は1冊2,500円前後です)

以前から気になっていた哲学書や、心理学者の本など。じっくり座る時間がなくても、ジョギングや、電車で移動中に「聞ける」この使い勝手の良さが魅力です。

 

2 サイタ(パーソナルレッスン)

cyta.jp

こちらもサイトから申し込めるサービスです。

近隣に住む「その道のプロ」の人と個人的にやり取りし、マンツーマンでレッスンを受けることができます。

会場はありません。

お互いの近場にあるカフェやカラオケボックスがどこでもレッスンの場になります。教われることは、語学から音楽、フィットネスまで幅広くあり、私の関心が高い分野でもすぐに先生が見つかりました。

 

私が選んでいるのは、

「話し方」と、「書き方」について。

その道の専門家からプライベートで指導を受けています。

 

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月1回ではありますが、対面指導は刺激的。

コミュニケーションで支えられるので、モチベーションも高まるうえ、教わる密度も普通の授業と比べて濃い。家に帰ってからの行動習慣が変わりました。

 

効果を期待し、こういった指導の機会にお金と時間を使うと選びました。

結果、そうではない情報源への投資は一旦やめることにしたのです。

 

結局 有料情報は有益なのか

その人のニーズに応じて違う。これが今の考えです。

少なくとも、ある有料情報が、万人に有益か、と聞かれたら。それは間違いだと答えるでしょう。

なぜなら、情報はそれを引き受けた人に依るところが大きいからです。

どう反応するか。消化して自分のモノにしていく結果によって最終的な価値が変わります。

 

どんな良い情報でも、その人が明日からの行動や判断を変えなければ、それは有益だった言えません。

発信者の情報の質、加えて受診者の理解と行動力の質。両方が大切です。

 

逆に、無料ニュースサイトやメルマガ、ブログであっても、そこに書かれた情報でその人の価値観や仕事の質が変われば、価値がある情報だったと言えるでしょう。

 

自分が今、何を求めているのか、それがわかれば、

そのために必要なモノ・情報・考え方がなにか。その問いに答えられます。

「汝自身知れ」というわけですね。

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つまるところ、今回は新聞の良し悪しという話ではなく、思い込みに気をつけようという注意喚起です。

自分に「合った」情報を見つけること。

みんなが見ているから見る、有料だから良質な情報だと思いこむ。そんな誤解を持たないように気をつけましょう!というお話でした。

 

今日はこれまでです。

読んでいただき、ありがとうございました。