日刊あるなし

日常を 遊びのように 楽しく過ごす。ミニマリスト&インドア生活スタイルを日々紹介します。

モノだけをミニマルにするのではない 池上彰とやましたひでこの共通点

池上彰さん。

この人がテレビ局をまたいでいくつもの番組を受け持っているのは、「フリーのアナウンサー」だから。だけではありません。

「複雑な事情をわかりやすく翻訳できる」というスキルがあるからです。

 

物的なモノを減らすだけでなく、わかり辛い世界の実態を解きほぐす。

これもミニマリズム。知識を伝える際の最適化ではないでしょうか。

ミニマリストの代名詞、やましたひでこさんとの共通点を考えます。

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知の越境法 「質問力」を磨く (光文社新書)

知の越境法 「質問力」を磨く (光文社新書)

  • 作者:池上彰
  • 発売日: 2018/06/13
  • メディア: 新書
 

【3分で読める記事です】

世間は外出自粛。今日も近場の喫茶店で娘と読書タイムです。

コーヒーのお供に読んだのは、池上彰さんの一冊。知の越境法。

 

昨年から池上さんの本を読み続けています。

ポイント、事例紹介がわかりやすく、すっと理解できる文体に触発され続けています。こんな文章がいつか書きたい・・・願ってやみません。

 

さて、今回の本は、

自分の専門知識だけでなくて、全く関係ない分野にも関心を向けよう!

という池上さんからのメッセージ本です。

 

この話が巡り巡って、やましたひでこさんに通じるものを感じました。

あの断捨離を提唱した、片付けのプロフェッショナルです。

どういうことでしょうか?

 

 

モノを片付けるやましたさん、知識を片付ける池上さん

二人の活動の共通点。それは、

すっきり、わかりやすくです。

 

今回の本の中で、池上さんは自分の生存領域(得意な仕事の分野)について話しています。曰く、ちょっと深く、そして広く、です。

 

専門知識ではその分野の研究者には及ばない。

ですが、彼には、新聞記者として数多くの分野を越境した経験がある。

また、その中には大人の世界から、子供の世界にも越境した体験もありました(「週間こどもニュース」のアナウンサーとしての経験です)

そのため、ある専門的な知識を、わかりやすく説明するスキルを身につけたのだそうです。

 

経済用語を小学5年生でもわかるように。

イスラム教や、キリスト教を、仏教が主流の日本でもわかるように。

生物学や物理学を、学校卒業して何十年も経っている社会人にもわかるように。

 

結果、どの分野にも専門家がいるにも関わらず、世間の人からすると、池上さんが書いた著書のほうがシンプルでわかりやすい。

こどもが読んでも納得できるという高い評価を受けています。

(昨年から私が愛読している理由もこの点です。少しでもこの文体を学びたいものです。)

 

やましたさんとの共通点に戻ります。

門外漢の人にとって余分な情報を取っ払って、本質的な部分をシンプルにまとめる。

この削り込みと、シンプル化、というところに断捨離に親しいものを感じました。

 

池上さんは、受け手にとって複雑になってわけがわからない「知識」をより伝わりやすく整理整頓してくれる。

 

対してやましたさんは「モノ」そのものです。

その人の家の中にある、たまったモノ、置きっぱなしになっているモノに光を当てて、ゆたかな生活のために整理整頓を提案してくれます。

 

モノか知識か。違いはあれど、二人はどちらも生活をシンプルにするエヴァンジェリスト(生活を豊かにする説明のプロ)だと言えます。

 

 お二人とも、この考えに行き着くまでには膨大な学習と、思考を重ねてきたのだと思います。

ですが、その複雑、多量の知識をそのまま伝えようとはしません。複雑過ぎて、受けてである、専門外の人たちに伝わらないからです。

相手に寄り添うようにエッセンスをシンプルに伝える。これが、支持を受ける秘訣なのではないでしょうか。

 

ミニマリストの話題では、とかく「不要なモノをどこまで減らすか」という物的な話題になりがちです。

そんなときに池上さんの本を読むと、モノだけでは無いと気付かされる。

人に伝える言葉にも、ミニマリズムは有効です。

 

 

以上、池上さんと、やましたさんの共通点についての話でした。

お読みいただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人生を変える断捨離

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