日刊あるなし

日常を 遊びのように 楽しく過ごす。ミニマリスト&インドア生活スタイルを日々紹介します。

トイレットペーパー品薄の事例を「ゲームっぽく」考えてみました

コロナ感染が広がっている中国に関連してトイレットペーパーが品薄になるかもという「デマ」が流れました。

この動き、ゲームとして考えると、正しい選択なのかもしれません。

買い占めは正しい。

その人が目指す「勝ち」に違いありません。

www.fnn.jp

【5分で読める記事です】

昨今のトイレットペーパー買い占めが話題です

私はゲーマーです。

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小さい時からテレビゲームやカードゲームを嗜んできました。

強いか?

そう問われると、おそらく中の下。

ワイワイ盛り上がる方を優先させていたので、パーティーゲームとしての楽しみが中心でした。

 

プロのゲーマーにはなれませんが、1つ身につけたスキル(癖?)があります。

それは、世間のモノゴトを「ゲームっぽく」考えることです。

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ゲームだったら、この判断はあり?なし?とか。

なんでこのプレイをしてしまうんだろうか?と真剣に考える。

 

そうすると、自分が納得しやすいんですね。

ルールがはっきりしている、勝ち負けもわかりやすい。

なにより、知らない情報が少ない。頭を整理しやすいのです。

 

ですので、昨今注目されていたニュース、トイレットペーパーの買い占めも、ゲームっぽく考えられると思ったのです。

 

 

まず、今のプレイ環境(状況)を考えてみます。

1 プレイヤーは日本に住む人全員(+アルファ)

2 トイレットペーパーの在庫の情報は正確に伝わっていない(正確在庫を知っている人と、知らない人がいる)

3 トイレットペーパーは必要。自宅の在庫がなくなると困る(負け)

 

参加者は日本に住んでいる人全員。

加えて、もしかすると国外に運んでいる人もいるかもしれないので+アルファとしました。

 

情報の偏りは、あります。

なにしろデマが流れています。

あくまで架空の話ですが、もし日本に住む人が、「トイレットペーパーの在庫はある」「中国での感染は影響していない」という事実をすべからく知っていたら、この事態はなかったはずです。

そう考えると、情報の非共有であることが、混乱の原因と言えますね。

ゲームであれば面白い設定です。ゲームであれば、です。

 

そして、必要性です。生理現象に関わるので、どうしても手元に欲しい。なくていいや、というわけにはいかない。

 

もちろん代替品もあります。紙以外で拭く方法です。

mag.japaaan.com

ですが、木片は痛い、、、ですよね。

それに一度トイレットペーパーの気持ち良さをしってしまったら、質が悪くなる方法には戻りづらいものです。 

※一度あがってしまった生活水準はなかなか下げられない。この心理効果はラチェット効果と呼ばれるそうです。

 

 

ゲームの目的(勝つための条件)は

上記のような状況で、1人1人がプレイヤーだとしたら。

 

まず目指すこと(ゲームの目的)はなんでしょうか。

 

勝ちの条件は設定していませんでした。ですので、「負けの条件」から言い換えてみます。

勝ち=必需品であるトイレットペーパーが(しばらく)自宅でなくならないこと

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トイレットペーパーを切らさない。

普段であればテキストにもなりません。

 

それが、わざわざゲームになる。そして始まる理由は、状況の2が原因です。

 

情報が偏っていて、「無くなるかもしれない=負ける」可能性が頭をよぎったからです。

 

不安。これがゲームを作り出し、スタートさせました。

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同じ状況であれば私もトイレットペーパーを買いに走ります

購入を迷いません。理由は2つあります。

 

一つ目は、まとめ買いしても自分は困らないからです。

賞味期限がない。「いつかは使うだろう」と思えるので踏ん切りがつきます。

 

二つ目は、人の趣向・好みに関わらない、週替わりで変化しない必需品だからです

誰もが必要。無駄になってしまうことがない生きている限り必要なもの。

ブランドを選ぶことがあったとしても、その品を買うことに躊躇(ちゅうちょ)する人は少ないです。

腐らない生活必需品ほど買い占めやすいものはありません。

 

そういった理由で、同じ立場であれば私も買い占めしたくなります。

しかもある種合理的な判断をもってです。なにしろその時には情報が偏っていますから。

 

意見の衝突も当然です

ネット上で「買い占めで迷惑している人がいる、買い占めをやめろ!」という批判記事を目にします。

 

これもゲーム的に説明がつきます。

 

批判している人と、されている人のゲーム勝利条件が違うのです。

【再掲】条件1 勝ち=必需品であるトイレットペーパーが(しばらく)自宅でなくならないこと

条件2 勝ち=必需品であるトイレットペーパーが、必要な人だれの手にも行き渡ること

 

条件1と2が似て非なるものなのがわかるでしょうか。

2は、「皆んなが買えれば(いつも通りならば)勝ち」 協力プレイです

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1は、「自分が買ったら、勝った」です。対戦プレイなんです

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 そもそも違う遊びをしている。これが衝突の原因です。

ただ、同じドラッグストアで、同じ商品を購入しているので、同じゲームをしているように見えるだけ。

 

私はSNS上の意見の衝突はゲームそのものの違いだと思わずにはいられません。

トランプで片一方がポーカー、その相手はババ抜きをしているようなものです。

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これではいつまで経っても結論はでないですよね。

では、どうすればいいでしょうか?

 

2つの方法があります

1つは、ゲーム自体を発生させないことです

条件2であった、情報の偏りをなくし、「モノが無くなるかも」という不安を減らします。

これはすでに行政が率先してアナウンスしてくれていますよね。

もう1つは、勝利条件を変える(揃える)ことです

衝突の原因は違うゲームをしている人がいるからでした。

なので、参加者の勝ちがなんなのか、変えていくことができれば無用な衝突は減ります。

同じトランプで、同じゲームで遊ぼうよ!というわけです。

 

ただ、この2つでカバーしきれない心理も働いてしまいます

「自分は理解した、対応できる。でも、まったく状況を理解していない奴らもいるだろう」

他の人の振る舞いを「深読みして、自分の行動を変える」ケースです。

 

情報が偏ったまま、ゲームのルールも変えない。そういう人がいると、結果的に、同じ行動に誘導されてしまうのです。

 

それには、隠れたルールがある。

次のような人生におけるルールを持っている人がとても多いからだと想像します。

自分だけ貧乏くじをひくのはイヤだ

 今回でいえば、全員がトイレットペーパーを手に入れているのに、ルールを守っていた自分だけが切らしてしまったら、、、

それだけはイヤだ!ということになります。

 

ゲームっぽく考えてきましたが、突然隠れたルールが出てきてしまいました。

これが終始ゲームっぽいと書く理由です。

 

ゲームっぽくできても、ゲームにはできない。

現実には隠れたルールや前提が多すぎます。

 

 

あくまでも思考を整えるための手段として、今回はゲームを使ってトイレットペーパー買い占めの件を分析してみました。

 

残念ながらすぐに効く解決策は思いつきませんでした。

まずは念入りに情報共有を続けていくことだと思います。

 

それともう1つ。

買い占めしている人は、「対戦ゲーム」をしているだけなんだ。 そう、見守ってあげることでしょうか。

 

モノの1つ2つで怒っていてはもったいないです。

せめて心はおだやかにすごしたいものですね。

 

以上です。今日も長文お読みいただきありがとうございました。