日刊あるなし

日常を 遊びのように 楽しく過ごす。ミニマリスト&インドア生活スタイルを日々紹介します。

保険とバンジージャンプ・・・保険は入っておくべきですか?

私は医療保険に入りません。というのはウソ。最小限の保証で契約しています。

頭では「そこまで必要ない」と思っていても、抵抗しきれない。それが保険です。

バンジージャンプが安全だからって、全員迷わず飛び降りますか?という話です。

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【4分で読める記事です】

 

この連休、お昼寝する息子の横で寝そべりながら読書です。

保険に関する本を読みました。

 

「いらない保険」、保険に入る必要性に疑問をなげかける後田亨(うしろだ とおる)さんが書いた、啓発本です。

 

この方、元保険会社の営業マンなんですね。

 

転職したとはいえ、内部通報にも近い一冊。

民間保険を批判する文章はかなり強め。感情がこもった文脈にどんな議論を展開するのか、わくわくしてしまいました。

 

結論を大雑把に切り取ると、タイトル通りです。

(一部の人を除いて)保険に入るべきではありません。

 

理由は2つ、

他の投資や貯金に比べて損をするから 

そして 保険が無い時のリスクは、心配する程ではない からです。

 

私たちはコマーシャルやチラシで、幾度となく自分の将来や、家族の未来への漠然とした不安をかきたてられています。

結果、損する保険に手を出してしまう。これが現状です。

 

不安からの判断ではなく、経済合理性で考えましょう。という訳です。

 

この本を読んでいて、私は宝くじの議論を思い出しました。

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宝くじの仕組みでは、まず集まった売上の半分以上を関係者に分配します。

 

そして残りを購入者に「当たり」として分配します。

www.gambles-payout-ratio-ranking.com

99%以上の人は元本割れ。

 

当然です。1万円預かったとしたら、5千円以上を懐にいれ、残りを分配している訳ですから。

 

それでも、不思議なことに購入し続ける人がいます。

なぜなら数百人が大当たりしている事実があるからです。

そしてその1人が自分になるかも!? という期待感が止められないのです。

※ちなみに、当たらなくてもいい、このドキドキだけ楽しみたい!というレジャー感覚で買っている人は今回の話題とは少し違うかもしれません。当てたい!お金を増やしたい!という希望者にとっては、まるでそぐわない仕組みということです。

 

方向は違いますが、保険も似ています。

 

病気になる人は多い。若くして亡くなる方もいる。

ですが被保険者全員からみたら、その割合は多くありません。

 

多くの人は無縁なのです。

とはいえど、その不幸な1人が自分かもしれない!? と不安になってしまう心の動きが拭えない。

 

「もしかして」という不安が少しでも減るようにと、保険に力を借りるのです。

 

文中では宝くじ同様、胴元の会社がいかに手数料を引いているか(元本割れするか)を調査検証してくれています。

 

よ〜くわかりました。

保証面からも、貯蓄という面からも、ほとんどの保険は見送るべき。

同じお金があるならば、iDeCo確定拠出年金)やNISAへ投資し、自分で資金を作っておいた方が賢い選択です。

 

ただ、私は、こうした数字を皆が分かっていたとしても、宝くじはもちろん、保険も無くならないと思うのです。

 

心に根付いてしまった期待や不安の種は感情。

感情は、理性よりもはるかに強い力を持っているからです。

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宝くじを始めとしたギャンブルが、「いかに元本割れしているか」

保険が「いかに損しているか」

 

電卓を叩いていかに分かっていても、期待や不安を0にするまでにはいたらない。

お金の損得よりも、心の振れ幅が大切です。

 

少し目線を変えて、バンジージャンプで例えてみます。

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過去国内のバンジージャンプで飛んだ方が死亡した事例はありません。

 

数年前に一度それらしい事故が報道されましたが、詳細を確認したところ、正確には違いました。橋から渓谷の川にジャンプした後の事故。回収後に川に落ちてしまったのが原因だったそうです。

それ以外にも小さい事故の記事は見つかりましたが、死亡にはいたっていません。

とすると、バンジージャンプは安心安全。

自動車や飛行機に比べて何の心配もなくチャレンジできそうなものです。

 

ですが、実際は違います。

会社の同僚に

「大丈夫、誰も亡くなった人はいないよ!バンジージャンプいっしょに行かない?」と聞いても、ダメ。

ほとんどの人がお断りしてきます。

「怖いから」「事故したときが不安」という理由です。

 

おかしいですよね。事故は無いのに。車より安全なのに。

 

これが感情と理性の「ズレ」です。

頭でわかっても、心ではわからないものなんですね。

 

自分の中の不安や期待と、現実の「ズレ」を正確に測る。

それができれば、過度なギャンブルも、保険の契約のし過ぎも防止できそうです。

 

 

以上。今回は保険をミニマルにできる(できない)話題でした。

 

できれば、心も修めて、保険やギャンブルは最小限に(できれば0に)近づけたいもの。

自分はまだまだ修行が足りません。

 

 

 

本日もお読みいただきありがとうございました。