日刊あるなし

日常を 遊びのように 楽しく過ごす。ミニマリスト&インドア生活スタイルを日々紹介します。

「多機能だから誰にとっても良い」は間違い、ガラケーがぴったりな母もいます

年配者向けのサービスに同席して、デジタルディバイド(デジタル知識差の問題)をまざまざ感じました。

売り手が紹介するベストは「売り手にとってのベスト」であって、「買い手のベスト」ではありません。

若人よ!両親と携帯ショップにいくだけで親孝行120%です。

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昼間に、実母を連れて携帯ショップへ行ってきました。連休で時間が空いていたので、ガラケーの母の機種変に付き合うことにしたのです。

 

近くにあったショップが閉店したことで、「どこで変えればいいやら、わからない」という、困った70代。

そう、普段からショップに足を運んだことがなければ、

「どのショップでも同じ系列なら機種変ができる」ということも初耳。

なかなか同行しがいがある話になってきました。

 

注意1 機種変=スマートフォンへの変更と自動的に手続きが進む

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まずは機種から。母は8年前からガラケーを使っていました。3Gのサービスが終了するので、別の携帯に変えないといけない。そのための機種変です。

先方にお伝えしたところ、すぐに対応してくれました。

 

取り出したるはスマートフォン。CMでもよく紹介されている、年配者向けスマートフォンです。

画面も大きく、ボタンも押しやすい。なるほど、老眼が進む人にとっては機能的に合いそうです。

 

ですが、まずここが注意点。本人がどこまで使うのか、わからないまま話が進みそうになりました。

 

母はインターネットをたしなみません。

電話がほぼ100%、SMSはなんとか読めるレベルです。Eメールも使いません。

 

「画面が大きくても、ボタンが押しやすくても」使わないのです。必要がありません。

 

しかもお値段も高い。今が月1,500円位ですが、スマートフォンにすると、機種代を分割して、4,500円超です。使わない機能に3倍の支払いをする、、、これは怖いですね。

すぐに「4Gのガラケーありませんか?」とオファーしました。

 

ガラケーにすると、月の支払いが(端末料金込みで)2,600円位です。まずは一安心です。

 

注意2 説明不要!?なにかサービス見積書に載っている

 

ニーズに合わせてガラケーにできたものの、まだ気は抜けません。次は見積書です。

 

月の支払い明細を確認すると、「保証サービス」に月600円弱支払う内容になっていました。いわゆる「壊れた時に無料修理してくれるサービス」携帯の保険ですね。

これも「あると安心ですよね?」という雰囲気で載っています。

 

いや、待ちましょう。

 

保証・保険は「不安感を和らげる、いざというとき助けてくれる」便利なサービスの1つです。

ただ、可能性と金額のバランスによっては、入る必要はありません。

例えば、もしトラブルがあったら人生が変わってしまうようなもの(自転車で人を大怪我させてしまうなど)は保険の必要性はかなり高い。

そうでなければ、そこまで入る必要はありません。

 

実際、母は8年間一度も故障させず使っていました。もしこの8年間に保証料600円を払い続けていたら、その合計は57,600円に及びます。実に新品端末が約2台は買える金額になりますね。

「いざという時」を過度に心配しなければ削れる支払い。内容を確認して、早速キャンセルしました。

 

ただ、「保証サービスは絶対に入るな」という意味ではありません。

その人が注意力散漫で頻繁に携帯を落としたり壊したりしているのなら、入っておくべきです。ユーザーの使い方次第で、必要かどうかは変わるということです。

これは利用者しか判断できないところ。なので、お店側も利益狙いで一番支払いが大きくなる提案をしてくるんですね。売り手の都合と、買い手の都合のすれ違いが甚だしいです。

 

さてこれで、支払いは元の4,500円から2,000円になりました。

 

注意3 まだまだ!ケーブル類も高額設定です

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最後の最後。充電ケーブルでも怖い提案をしてきました。

購入した端末には充電ケーブルがありません。「おつけしますか?」と聞いてくる店員さん。

こう聞かれたら、充電が必要な人なら、「お願いします」といってしまうのが人の性(さが)です。

 

店員さん。こちらの承諾を確認して、おもむろにアクセサリーコーナーに向かいます。もってきたのは、ACアダプター付きのマイクロUSBケーブルです。

 

ん?もしかして有料?

念のため聞いてみるとご明察。税込2,000円でした。

100円ショップなら400円でそろう品。それに、「公式」のお墨付きをつけて2,000円で販売するとは、、、危うく初期手数料に上乗せされるところでした。値段を聞いて丁重にお断りしました

 

嘘ではないし説明する。ですが、買い手の本当のニーズからミスマッチを誘う説明の数々。

「売ってなんぼ」の大手業者商談マニュアルに戦慄した30分でした。

 

売り手の白いウソ

売店・サービス店は、マキシマリスト(たくさんのモノ買い、できるかぎりサービスを受ける思考)を育てる。拡大思考で働いてる。

改めて気づく売り手の発想です。

そう、利用者目線を考えない(もしくは「フリ」だけする)のであれば、「(多くの人にとって)良かろう、そして利益も良かろう」サービスを提供すれば正解です。

営利企業ですからね。私も同じサラリーマン。気持ちはよくわかります。

ですが、それが受け手の満足につながるとは限りません。

 

使わない機能のために、余分に支払うお金。本当はその分を自分の趣味に、もしくは生活費そのものに回せたかもしれない。

そう考えると、相手にも生活があるとはいえ、「白いウソ」に無自覚に乗ってたまるか!と思ってしまうのです。

 

ではどうするか

まず、疑ってかかれ、ではなく、当たり前にとらえてみてはどうでしょうか。

「お店は自分たちの利益を最優先に考えている」と信じてかかる。そうすれば、最初から、相手依存になりません。つまり、買い物が自分本位になります。

 

本当にほしいものは、他人は知らない。知っているのは自分だけ。

自分がほしいものをイメージした買い物が好ましい。これが本日の学びでございました。

 

あともう1つ。年配者は、その「自分がほしいもの」にスポットライトを当て説明することが難しいです。

なぜなら、わからないから。

 

本来でしたら、その本当にほしいモノを見つける手助けを店員さんにしてほしいもの。ですが、労多く、益少ない作業です。そこまで人が良い店員さんは少ないでしょうね。

 

そんな時には、みなさんが同行してあげてください!

専門知識は不要です。「相手は商売のために、マキシマムな提案をしてくる」、それだけ意識していれば十分です。きっとぴったりなサービスを見つけられますよ。

 

 

以上、親孝行の形を1つ見つけたお休みでした。

お読みいただきありがとうございました。

 

みなさんは、機種変の時に「イエスマン」になってませんか?

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