日刊あるなし

日常を 遊びのように 楽しく過ごす。ミニマリスト&インドア生活スタイルを日々紹介します。

整理整頓は不要なのか?

森博嗣さんの『アンチ整理術』が面白い。断捨離、片付け、整理整頓を旨としている人にとってはギョッとする内容です。

ですが、彼が指摘する「本当の整理整頓」はミニマリストに通じるところがあります。 

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整理する順番は、自分の気持ち、人間関係、持ち物の順番である

ミニマリストのことを考えて1年強。このブログでいろいろ書いてきましたが、これまであまり考えていないテーマがありました。それは「反論」です。

 

片付けや、ミニマルな生活に対して反対する意見を持つ人について。

「片付けって必要?」「整理整頓なんてしなくていい」「散らかっててもいい!」

という意見にも触れて考えを深めたい!そのために一冊本を読んでみました。

 

森博嗣さんの一冊です。

 

読んでみて良かったかどうか。それはイエス。とても勉強になりました。

 

森さんは、冒頭断捨離や片付けといったものに否定的な文言で始めるのですが、一方的な攻撃はしない。

片付けの良いところも認めながら、自分との相性や、本質的な部分を掘り下げています。

 

森さんの言い分です、 

まずは自分の気持ちに意識を向けてみる。意識がそこら中に向いていないか?意識していないストレスに心が病んできていないか、常に気をつける。

些細な考えに意識を取られないようにする。

世の中には、マスメディアを中心に人の意識を奪うための機会はいくらでもあるから、自分らしく生きるのは随分と難しい。  〜要約

そう、森さんは、片付けをするな、とは言わない。

もしするならば、整理整頓すべきは、まず思考からではないか、と考えるのです。

 

思考を整える。そのために、「まず本丸である思考そのものを整理するか」それとも、「形から入る。身の回りの整理から始めるか」

心の持ち方、あり方を考えているならば、道は違えども結果は同じになりそうです。

 

昨今、ミニマリスト記事を読んでいると、こういった自己反省の記事を目にします。

モノを減らすだけがミニマリストではない。ということ。モノを減らすのは手段であって、目的は別のところにあるといいます。

この考えを持っている人であれば、森さんの言説に同意できることは多分にありそうです。

 

これまではミニマリストに関わる本から関連読みをしていました。

ですが意見を整理して、より進化するためには、反対意見も役に立つ。

1つのテーマを2つの側面で読み込む。会話のような論法がそのことに気づかせてくれます。

 

 

 

<備忘のために> 印象的なフレーズ

  • どんな情報もそれを役立てようと思えば役に立つ〜最適なモノを選ぶのではなく、ある情報を活かすという考え方
  • 人と比較するのであれば効率性が高いほうが良い。だが、自分の人生を楽しむのであれば、非効率な時間を過ごしても良いのではないか。〜効率とは、人との比較・競争を意識している言葉ではないか。
  • 整理する暇があったら、創作活動に時間を使いたい。〜なるほど納得。
  • 人間が整理整頓にあこがれるのは、そこに生命を感じるからではないか(そもそも自然は「散らかっている」ものであるから)
  • 片付けたほうがなんとなく気持ちいい(それ以上の効果は期待しない)
  • 整理整頓をスポーツとして考えれば価値があるかもしれない〜レジャーとして、気持ちを一新するものとして捉える。
  • 整理して「面白いか?」という自分の気持ちを考える。
  • きれいな場所から見返りを期待しない。きれいな部屋だから、整っているからといって画期的な発見ができる期待をすべきではない。
  • 学習(記憶)、つまりインプットに偏ると、食事の取りすぎのように「頭の肥満」になる。適度なアウトプットが必要。それは、計算・発想のことである。
  • 知識はクイズに答える程度にしか役に立たない。論理で関連付けた「教養」にしあげて、初めて役に立つ武器になる。
  • したいことがあって、初めて知識を取り入れる意欲になる。先に学んで何になる?