日刊あるなし

日常を 遊びのように 楽しく過ごす。ミニマリスト&インドア生活スタイルを日々紹介します。

【中村メイコさん】ものを手放すことも、「演技の一つ」モノを手放す時の考え方

面白い記事を読んだのでご紹介です。

 

中村メイコさん。80年以上舞台でご活躍している女優さんです。

美空ひばりさんとも親交が深かったんだとか。個人的には、時代劇、大河ドラマで何度も拝見していました。

その中村さんの記事に先ほど目が止まりました。

(「手放す」「捨てる」という単語にアンテナが立っているようです)

 

woman.excite.co.jp

 

生前整理という単語から、「病気になったのかな?」と思ったのですが、読んでみるとそんなことはない。

旦那さんに提案されて大量にあったモノを手放した、という話でした。

 

この記事で心が動いたところが2つあります。

 

1つは、旦那さんの口説き文句

“君は何でもたくさん持っている。それをそろそろやめないか?もし君が先に死んじゃったら、僕は君の山のようなパンストに埋もれながら、それをどうするか考えなきゃならない。そんなじいさん、嫌だろう?ついては生活を縮小しよう   ー記事より抜粋

今あるモノが生活に対して多すぎる。

本人がいなくなったら、後の人は困るだけ。

そんな「多すぎる弊害」を、パンストという言葉を使ってユーモラスに説得してる。素敵ですね。

 

モノの大切さ。もちろん持っている人にとっては大事にしたいかもしれませんが、それ以外の人にとってはあまり価値がありません。それを的確に表現されてます(年齢を持ち出しているのもうまい)

 

他人はもちろん、家族にとってですら、換金でもしない限りは価値が残るものは少ないです。

 

その人との思い出の品だから、という見方もあるかもしれません。

ですが、それは1、2つで十分。それ自体に意味は無くて、思い出を心に浮かび上がらせる「きっかけ」があれば良い。何十着もの服や靴ではないのです。

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目的のためにモノを持つのか、モノを持つこと自体を目的するコレクターになってしまうのか。

中村さんの語りが改めて気づかせてくれます。

「それをしたら、(ひばりさんとの)友情を裏切ることになるから」ー記事より抜粋

モノが大事ですか?その人との思い出が大事ですか?

 

2つ目は、女優経験を、モノを手放す時に活かしていること

小さいときから舞台に立っているので、その舞台ごとに気持ちがリセットできる。

どんな新しい場所にいっても、どんな小物がきても「さも愛着があるように振る舞う」ことに慣れていたそうです。

舞台に立つ人らしい考え方ですね。

言い換えると、「過去に執着しない」「新しいことに全力で取り組む」スタンスを持っていると言えます。

だから、長年持っているモノを手放す時にも躊躇なく取り組めた。

 

昔の自分だったら、とてもじゃありませんが、難しい選択です。昔苦労して買った初版本や、ゲーム。二度と手に入らない絶版ものであったらなおさらです。

その時の記憶が蘇って、捨てるなんて気持ちが起きませんでした。

 

そういった葛藤が無い、中村さんの「いつでも0から演じることができる」力は、今その時に寄り添って生きていく能力そのものです。

過去に囚われない。さばさばした性格とも言えますし、その実、禅宗のお坊さんが目指す喫茶喫飯(お茶やご飯にいたるまで「今・ここ」に集中する)の考え方にも通じています。

 

モノ以上に、そこにまつわる気持ちを大切にすること

過去以上に、今とこれからの生活を優先すること

 

心がけたいポイントがいくつもある記事でした。

ぜひご一読をおすすめします。

 

年配の方らしい視点もあるので、実家の片付けをする前に、ご両親に読んでもらうとか。。。どうでしょうか。