日刊あるなし

日常を 遊びのように 楽しく過ごす。ミニマリスト&インドア生活スタイルを日々紹介します。

【お店は変わる】かんたんセルフレジで得たもの、失ったもの

海の日を加えた3連休、奥さんが身重ということもあり、遠出はしませんでした。

家事、買い物、子供と図書館。知っているところだけで過ごす3日間も悪くないものです。

 

そんな3日間で、街の変化を感じるモノにお目にかかりました。セルフレジです。

大きく記事になったのはユニクロが全店で導入した時でしょう。

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店員さんが商品のバーコードを1つ1つチェックする。その代わりに私達が自分でレジを通す仕組みです。

まだ導入したてだからでしょう。全部のレジではなく、1区画、2〜4台をセルフレジに切り替えていました。

わざわざ記事にしたのは、一部の個人経営の店舗を別にして、全てのお店がセルフレジを導入していたからです。

ホームセンター、スーパー、回転寿司もセルフです。「ここもセルフなの!?」と連休中に驚くこと3回。長野の片田舎でもこの状態です。

 

本当に「店員さんと対面することなく」サービスを受ける時代になりました。この変化、好ましいものでしょうか?

 

これまで玉石混交であった「サービスの有り方・求めている価値観」がはっきりした

 

これが体感です。

どういうことか。それは物を買う、サービスを受けるときに、何を期待しているか。その品質を細分化する必要があります。

 

物を買う、これは1つの効果・行為としてとらえると大雑把に使っているように思われます。細かくしてみると、

  • 物を購入し、その利便性を受ける(購入そのもの)
  • 物に興味をもって、調べる、探す楽しみを味わう(買い物の楽しみ)
  • その商品に精通した店員さんとコミュニケーションを取る(対話の楽しみ)

パッと思いつくことはこの3つです。

買い物はただお金を出して、商品を受け取るだけではない。その経過を楽しむという観点も見逃せません。そういった実利と、体感している楽しみを相対して、普段から「買い物」と呼んでいます。

 

特に専門知識が必要になるようなパソコンの購入や、高額な出費になる車の購入を思い浮かべるとわかりやすい。対話、相談無しには買い物が成立し得ないのではないかと思います。

 

サービス業はさらにその経過が大切になるでしょう。

整体マッサージや美容院を想像してみてください。

結果(腕前)の良し悪しという点もあるでしょうが、それ以上に聞くのは、その店員さん(マッサージ師さんや、美容師さん)との相性の良し悪しです。

話をしやすい、話題を広めてくれる。逆に、口数が少なくゆっくりサービスが受けられる、、、

サービスを受ける、商品を受け取る選択をするときに、人との交わりがどれだけ関わってくるかがわかります。

 

ルフレジの話題に戻ります。この仕組みの良いところは、「スムーズにお会計ができる」。人によっては「無駄なコミュニケーションがなく、買い物が済ませられる」という点です。

 

前者はわかりやすいですね。人手をかけず、どんどんお会計が済ませられるのですから、買う側にも売る側にもメリットがあります。

後者は、人の好みが分かれる部分です。対面して買いたい人、逆に人と対面して買いたくない人に別れます。

人と話をしながら買い物をしたい人にとっては、この潮流は不満かもしれませんね。

私は大まかにはこの流れを歓迎。前者のメリットを大切にしています。

仕事をしている身の上ということもあります。どの業種業態でも、人手不足は不可避。これからますます進む少子高齢化。その対策を取ることは当然です。

 

ただ、コミュニケーションが大切なのもわかります。買い物をする要素がごっそり抜け落ちてしまうことに不安を覚えずにはいられません。

ただ、この不安を全部の買い物に当てはめてるのが少し間違いではないでしょうか。

個人差が多分にあるかと思いますが、自分がこだわっているものと、そうでないもの。その両端をとらえて、考え方を分けてみるということです。いわば、物によりけりです。

 

例えば、私にとって食品や、生活用品(トイレットペーパー、歯ブラシ)といった商品は、大きなこだわりがありません。

なので、買い物の時間は極力減らしたい。レジを通す時間も短いにこしたことは無いです。買い物にかける時間が1秒でも少なければ、1円でも安く買えれば正義です。

こういった買い物であれば、もともとコミュニケーションの楽しみを廃していますから、セルフレジ上等!です。

 

反対に、そうではない商品もあります。本や、ボードゲームです。

特にボードゲームは、「どの作品が面白いか?子供と遊べるのはどれか?」情報をたくさん集めたい。しっかり考えてから買い物をしたいです。

となると、オンラインショッピングはもちろん、味気のない買い物はしたくない。行きなれているボードゲーム屋さんで、「会話をしながら買うものを決めたい」と思うものです。

こういった買い物がもし「セルフレジ」になったら。想像すると嫌なものです。肝心な交流し、楽しむという時間。その上で買ったモノでさらに遊ぶという二重の楽しみが無くなってしまいます。

今の生活の中で、買い物コミュニケーションを楽しんでいるか。それが私にとってセルフレジを受け入れられるかどうかの分岐点になりそう。

買い物をミニマルにしたいのか。逆に、買い物そのものをレジャーと捉えて楽しむのか。使い分けてストレスフリーに活用したいものです。