日刊あるなし

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【お盆特集】昔の価値観を見つめて、捨てるー実家の母、という「魔法使い」との付き合い方

お盆休み冒頭で、「大阪の住まいは片付けがすんだから、次は自宅だ!」とお伝えしました。

ここ数日要らない品々の行き先も決まり、家の中が軽くなったような気分です。風呂に入って垢を落とす感覚というのでしょうか。

自分が今使っているのか、使っていないのかを判別感覚が少しずつ身についています。

 

今日のテーマは実家の片付けです。

お盆恒例の行事で、親族一堂が松本の実家に集まります。

親兄弟が子連れで集まると、総勢10余名。小学生〜高校生までいるので、普段は老老介護中の静かな家も、さながら遊園地です。

飲んで、食べて、ゲームして。

私も小学生時代は従兄弟と合うのを楽しみにしていたものです。今も、父や兄弟とアルコールを交えて談笑する、「日本の夏」を楽しんでいます。

 

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夏といえばバーベキュー!スイカ!おそば!!(これは長野ならでは)

 

父母が生前整理を始めました

そんな恒例行事に、ここ数年変化が訪れています。父母が、片付けを始めたのです。

 

生前整理、昨今はこうニュースで取り上げられていますね。年配者の断捨離です。

自分が死んだ後、荷物を誰が片付けるのか。息子娘達が困らないだろうか。家を雑多にしたまま旅立ちたくない。

そんな心配を無くすため、もう着ていない服、使っていない食器や、いつ手に入れたかわからない骨董品を手放して行く。それが生前整理です。

断捨離真っ最中の私としては、こんな大好物な話題はありません。ですが、私の実家の事情は少し違います。

そこから片付けるのですね

まずを手を出した(出された)のは「父のモノ」と、「私のモノ」でした。

この2人、年齢は離れていれど、同じ趣向があります。それは蒐集家(コレクター)だったこと。

父はSFや、プラモデル、DVDを山積みに保管していました。家に置ききれずに、自営業の事務所にまではみ出ている始末です。特にDVD。メジャーな作品はほとんどなく、「安かったから」という理由で、トンデモ作品ばかり購入していました。本人は気づいていませんがB級映画コレクターです。

(この血筋のみ、引き継がれることになります)

 

それに負けず劣らず、私も集めていました。本、画材、カセットテープ、LD(レーザーディスクです、ご存知ですか?)特に本は一冊も手放していませんでした。

何も手放さないのには理由があります。こんな価値観を通して、モノと付き合っていたためです。

映画、遊園地、ゲームセンターが嫌い。一回きりで終わってしまう娯楽は価値が低いからだ。コンサート?CDで何回も聞いた方がいいに決まっている。

自宅のゲームやマンガ、LDのように、ずっと残る娯楽が優れている。

友人、知人に声を大にして説明していたので、とても印象に残っています。

うーん、自分は永久に生きると思っていたんでしょうね。なんとも中二病な発言をしていたものです。

また、自分の体験や感覚以上に、モノを大切にしている姿勢を見て取れます。まさに主客逆転です。

当時の自分に教えてあげたいものです。10年後、お前はLDプレイヤーを手放すんだぞ、と。

 

そういった訳で、実家の生前整理なのに父母が家の中を見回すと、父の分と、私が放置していったモノだらけ。

「量が多い品」「自分がいつも目にしていない品」「思い入れが薄い品」から捨てるのは、断捨離のいろは。納得できようものです。

ただし、このタイミングは良くない。

TPOというものがあるじゃない?

お盆に帰ってくるからといって、親族一堂の前で、私の荷物を出してくるのは勘弁いただきたい。本、CDくらいなら良いのです。物によっては娘が読みたがるものもある。

ですが、過去の成績表やら、年賀状。下手すると、学生時代の作品を出してくるのは本当に怖いです。黒歴史のオンパレードですよ。

帰るごとに、母親が嬉しそうにダンボールを抱えて居間にやってくる。この姿に戦々恐々しています。

 

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今回の戦いの結果。隠れていたLDを発見しました。昔はこれが100枚近くあったのです・・・

結論

  • 断捨離の習慣は、「生前整理」という言葉で、周知が進んでいる
  • (元)コレクターがいる家は、効果が高い
  • 母という黒魔術師(人の黒歴史を暴く)には盆暮れ正月注意

皆さんも実家が整理を始めたらお気をつけて。まずはあなたの品から手を出されます。