日刊あるなし

日常を 遊びのように 楽しく過ごす。ミニマリスト&インドア生活スタイルを日々紹介します。

【関心空間】近所のすごいおじいちゃんの話

昨日運動会に参加してきました。

私が住んでいる地域では、地区対抗の運動会が開催されています。

10地区ほどの住民が、小学校の校庭を借りて半日がかりで、順位を競い合う。年に1度のお祭りです。

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大玉送りのような大掛かりな種目はありません。

年配の方でも勝敗に絡めるような、輪投げや魚釣り(のようなもの)があるのが特徴です。

学校とはちがい、雰囲気はゆったりです。

 

何しろ人数が多い!1つの種目に各地区20人、計200人以上参加するんです。

校庭は半分埋まっていて壮観。その分、時間は2、3倍かかります。

見ている側もお菓子を食べながらダラダラするというものです。

 

さて、結果はどうだったかといいますと、、、ブービー賞でした。

若い人が多い地域はいいなーーとボヤき合うのは去年と同じ。

 

身体を動かしたから良し!気持ちを切り替えて飲み会に参加します。

 

実は、今日お伝えしたかったのは、この運動会の活躍ではなく、その後の打ち上げの話なのです。

すごいおじいちゃん

私が住んでいる地区には、名物おじいちゃん(Oさん)がいます。

この方、もう現役引退されています。普段は、町内会の手伝いなどでお会いする程度。お話できるのは年数回でしょうか。

 

この人の活躍の場は飲み会の席です。

お酒が回ってきたくらいになると、公民館長から、「毎年恒例の・・・」というコールで始まる時間があります。地区の人の紹介コーナー、いわゆる自己紹介ですね。

普通ですと、1家族ずつ立って、一言話すのが想像されそうですが、私の地区では違います。

 

そのOさんがマイクを持って、席の端からその人のフルネーム、家族のこと、最近の話題まで話し始めます。1人1人。全員です。

 

そう、地区の人のことを全部覚えているんです。

名字だけでなく、下の名前や、どこの学校に通っているか、最近やっていることまで。

何も見ずに一人ひとりを紹介していく、しかも昔からいる人だけでなく、去年引っ越してきた人のことまで話します。すごい記憶力です。

 

同時に、この人の「人をつなげる力」に感心しました。

だいたいの場合、仕事以外の集まりに参加すると、隣の人の名前がわからない。

普段話す数人を除くと、顔はわかるが、それ以外は・・・ということがほとんどです。

 

長年所属している人からすると、問題にならないので、名札といった気の利いた小道具もありません。

あの「知らない人にいつまでも囲まれる」雰囲気が、所属感を薄れさせる一つの理由です。

 

その点、Oさんの他者紹介は人と人をつなげてくれます。

人への関心がある。人のことを覚えている。

それを皆に紹介することで、さっきまで見ず知らずの人だった人が、ちょっと見知った人になる。

公私問わず見習いたいなーと、ほろ酔いしながら感じた一幕でありました。