月曜日からおはようございます。よそイです。
昨日の頭の疲れがまだ残っています。
というのも、日曜日に特別なイベントに参加してきたからです。兵庫県は加古川市で定期開催されている、加古川ボードゲーム会(通称加古川アグリコラ)に行ってきました。
アグリコラというボードゲームだけをプレイするイベントです。参加メンバーでアグリコラを一日中プレイします。
何年も遊ばれている猛者(もさ)が多い中、胸を借りるつもりで突撃してきました。
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初めて名前を聞いた方が多いと思います。このゲーム、自分が農夫となり、限られた期間(人生)と、行動の範囲で、出来る限り自分の農地を開拓するのが目的です。
テレビゲームですと、「牧場物語」や、「シムシティ」に少し似ているでしょうか?自分の土地・町を発展させる「働くゲームです」
2007年に初版が発売されましたので、もう発売から11年は経過していますが、まだ世界中でプレイされている人気作なんでです。
働くゲーム?休みの日まで働ていたの?と言われるとその通り。ひがな一日(頭の)汗水流して、農地開拓をしていました。
ルールを覚えるまでがかなり大変なうえ、一度始めると1時間~2時間かかります。そのため、気軽に遊べるゲームではありません。ただ、ルールが一度わかると、、、もう中毒です。また、ボードゲームらしく席を同じにする人と対戦できる、交流の楽しさもあります。
プレイヤーを見つけられない、私にとっては、こういった企画があると、大変助かります。
会場まではアウトドア
会場までの電車の旅は海が見えるアウトドア気分でした。大阪からは阪急快速を使って1時間20分ほど、途中海の横を通る車窓は、旅行気分を高めます。
始まったらインドア
そして、会場到着後は1度も空をみることなく、和室の部屋に缶詰。9人でボードゲームです(景色が良くても、盤面から顔はあげなかったと思いますが)
座卓と、座布団があれば、どこでも遊べるのがボードゲームの良いところ。朝9時30分スタートから自分の農地をどう開拓しようか、試行錯誤の繰り返しです。
しかもこのゲーム、「同じ村で、ほかのプレイヤーも同じことをしている」という設定です。ですので、自分がやりたい行動を他の人がやっていると、基本的にプレイできません。
村の少ない資源で、いかに自分の田んぼ(畑)に水を引くか。利権の奪いあいです。まさに我田引水的なゲームなのです。
運要素の少なさ(でも0ではない)がプレイをより白熱させる
また、このゲーム、トランプのポーカーや、人生ゲームと大きく違うところがあります。それは、運頼みの部分が少ないこと。
強い人が強い。考えるほど高い得点が狙えるゲームです。
1手1手を大切にプレイすることで、最終的な点数が2倍離れてしまうことも少なくありません。自分のプレイだけでなく、他の人が何をやっているかがとても大切なんです。
結果ー全敗でした
初めてのアグリコライベントは4戦プレイして、全敗。プロ(?)の壁の高さを感じました。同じボードゲームをしていても、考える量と、実践量の差を強く感じました。
同時に、「負けているけども、悔しいのも含めて面白い」
運のせいではない、最適な選択の積み重ねと、選択ミスの積み崩しの合算が、結果になる。このゲームを作った人は本当に考えぬいて作られていますね。ボードゲーム作家さんに脱帽します。
また、熱中後の放心感といいますか、「頭を使い切った」感覚も久しぶりに覚えました。この感覚をいつも持ち続けたい。そのためにも、こうしたイベントにはもっと参加していきます。
また、初参加の私を快く受け入れてくださった他のプレイヤーの皆さんに感謝感謝です。
遊べる場所が増えてきました
今回のような、1種類限定のイベントは数が少ないですが、ボードゲーム会自体は全国で開催されています。
初めての方やお子様向けのボードゲームカフェや、イベントもあります。特にボードゲームカフェはここ数年で一気に増えた印象です。私の故郷長野県でもオープンしたと聞きました。都会だけの流れではないようです。
一人で参加し、熱中する、手ぶらで参加し、友人・家族とわいわい遊ぶ。ライフスタイルに合わせて楽しめるジャンルです。
まだ行ったことが無い!という方。お休みの日に友人を誘って足を運んでみてはどうでしょうか? 一度遊んでみて損はないですよ。
追伸…イベント後、インターネットでアグリコラを研究・プレイできるサイトを皆さんに教えてもらいました。さっそく修行プレイ中です。夜更かし必至です。