日刊あるなし

日常を 遊びのように 楽しく過ごす。ミニマリスト&インドア生活スタイルを日々紹介します。

「のめり込みやすさ」かんたんに遊べる仕組み−なぜ「宝石の煌めき」にハマってしまうのか

夏休みの最後は、友人を招いてボードゲーム会です。

ボードゲーム、こう話すと、十中八九「人生ゲーム」「ウノ」とお答えいただくことが多いのですが、まだまだあります!

世界中で毎年、何百何千と新しい作品が登場しています。

昨日は朝から晩までそういったゲームをプレイして盛り上がりました。1人で遊べるゲームは少なく、3〜6人が多いです。必然と、パーティー気分です。

 

今回はその中から、一番遊んだゲーム「宝石の煌めき(煌めき)」についてご紹介します。名作です。

加えて、このゲームから読み取れる、ものごとにのめり込んでしまう仕組みについて触れてみます。どうしてこの作品は、紹介しやすく、遊びやすいのでしょうか?

 

宝石の煌き 日本語版

宝石の煌き 日本語版

 

 

 

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丸い宝石を集めながら、宝石鉱山や都市を作り上げる(買う)のが目的です

宝石を集めよう!

この作品は宝石を元手に、世界の誰よりも大きな貿易路・都市を築くゲームです。

皆さんはヨーロッパの宝石商。世界各地を回りながら、宝石を集めることを生業としています(ダイヤモンド、エメラルド、サファイアなど計6種類)

その宝石を元手に、新しい、鉱山を手に入れたり、貿易路を確保することができます。最終的には、都市を開発することも。そうなれば、自分が1つの街のオーナーです。

そういった開発、進歩は、「進歩ポイント」として評価されます。そして、誰よりも評価された人が勝利です。

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誰よりも素早く、大きく開発します

目に見えて特徴的なのは、宝石。特殊な素材を使っているのか、プラスチックのモノより数倍重いんです(妖怪ウォッ●のチップを想像しているとびっくりします)

まるで宝石を本当に取り扱っている気分になります。さわり心地、重さで楽しめる。これがアナログゲームの醍醐味です。

 

のめり込んでしまう理由は?

さて、このボードゲーム、面白いことには間違いありません。が、やってみないとその魅力は伝わらないです。

ぜひやってほしい!という気持ちは一旦脇へ寄せて、このボードゲームが面白い理由、どうして勧めたいのか、という点をいくつかピックアップしてみます。

 

1 シンプル 説明書(テキスト)が4ページだけ

テレビゲームと違って、手作業で準備、プレイするボードゲームにあっては、自動で物事が進むということがありません。そのためプレイヤーはルールを分かっていないといけない。これが、プレイヤーが新しく始める時の障害になります。

例えば、将棋と同じです。金・桂馬のコマの動かし方は覚えないといけません(苦労して覚えた後の楽しさは一層強くなるんですけどね)

この点、このゲームは普段遊ばない人向けにおすすめです。説明書がたった4ページだけなのです。

他のゲームですと10ページ+修正や追加ルールなんてこともざらです。初めて遊ぶゲームを理解するのに30分〜1時間。やっとゲームスタートということも少なくなりません。

ルール説明がしやすい。プレイにのめり込みやすい点の1つです。

 

2 戦略が多様−ポイントを取りに行くのか、開発を進めるのか

プレイ中迷うのが、小さな開発をどんどん進めるのか、多少高価でも、高ポイントが手に入る大きな開発を少し行うのか。

 

小さな開発をする=後々の開発が楽になる(少しの宝石で開発ができる)

 →長期戦向け。長くなると、有利です。

高ポイントの開発をする=直接勝つためのポイントが手に入る

 →短期戦向け。小さな開発が進む前に、必要なポイントを手に入れて勝ってしまおう!

 

すぐに飽きてしまうのが、1つの戦略を取っていれば勝ててしまう(定石が決まってしまう)こと。21エモン(この名前は通例なのかな?)がその好例です。必ず勝つ方法がある。何度も遊ぶにはそういった必勝法は無い方が好ましいです。

そういったデザインの不備がこの作品にはありません。

毎回違うプレイで勝てる。相手次第で一番良い動きが変わる。これが、何度も遊んでしまう妙技です。

3 短い−1プレイ30分以内

これも、遊びにはまれるかどうか、大切なポイントです。

ゲームが10秒で終わってしまう?のめり込む暇がありません。「じゃんけん」を丸一日遊ばない理由でもあります(そもそも遊びと呼ばないかもしれない)

ゲームが1プレイ10時間? 確かに、そういう作品もあります。が、初めて遊ぶ人を巻き込むには拘束時間が長すぎます。何より集中力が続かない。集中力と、楽しさは比例します。

またゲーム慣れしていない方と楽しんでプレイするならば、1回のプレイは15分〜長くて60分と見積もっています。

このゲームは、初回説明を入れたら45分。2回めからは30分がおおよそのプレイ時間です。。

気軽に手を出せる。気に入れば数回遊べる。このカジュアルさが高評価になる理由の1つです。

余談:別のジャンルになりますが、テレビゲームで大人気を博した作品、モンスターハンターは1プレイあたりの時間が10分〜60分。全く同じ時間のデザインがされています。

人に集中してもらうための仕組みは、ジャンルを超えて用いられる。良い例です。 

モンスターハンター:ワールド - PS4

モンスターハンター:ワールド - PS4

 
のめり込みやすさの仕組み まとめ

・シンプルであること

・戦略が多様であること

・短時間でプレイできること

 

ボードゲームをテーマに、仕組みについて発展させてみました。

遊びに限らず、家庭、ビジネスでもこの仕組みは有効です。頭を柔らかくすると、どこにでもヒントは転がっているものです。

誰かをのめり込ませたい時、お役立てください。