日刊あるなし

日常を 遊びのように 楽しく過ごす。ミニマリスト&インドア生活スタイルを日々紹介します。

小学校の時、夏休みのような長期連休になると、自分で決めるテーマがありました。
「夏休みの目標」です。

どんな生活を過ごすか、何をやりきるか。自分の生活を律するために、
自分ルールを作っていました。

早起きしよう!とか、毎日宿題20分!、毎日花に水やりですね。
小学生の娘も、毎年夏休みといえば、早寝早起きを目標にしています。

 

しかし、ティーンエージャー時代から慣れ親しんでいるはずの自分ルール作りも
大人になって身につけている人は残念ながら少ないです。

それを、ここ最近目にするようになった「目標管理」という言葉で
認識新たにしています。今日はそんな話です。

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目標設定は大変

仕事をしている方、特に会社勤めの人は、今年の目標、月間ノルマといった言葉を身近に聞いていると思います。
かくいう私も目標管理を自分で作成し、かつ部下のチェックをする立場にあります。

トップダウン、上からの目標設定と、ボトムアップ、部下からの自発的な設定。その調整で日々四苦八苦。違う考えを集めて一貫したゴールを作る作業は、「美味しい闇鍋を作れ」と言われているぐらい難しい(料理苦手なんです)


さて、そんな目標設定の折り、次のような点で書き直しを依頼したり、
自分で反省して直すことがあります。

いろんな目標を見ても、手直しするポイントとそんなに多く無いんですよね。

・イージー過ぎない?(安易すぎる) ほおっておいても達成できるのでは?
・ハード過ぎない?(困難すぎる)  どう考えても達成できるイメージがわかない・・・
・できるの?(現実性が無い)    人は道具無しでは空を飛べない
・曖昧過ぎない?(抽象的)     「頑張る!」なるほど、その意気込みたるや良し。でも実際にはなにやるんだろうか?いつまでに?     

こういったミスマッチを解消しないと、目標が本来期待されている機能を発揮できません。

レベリングはやる気をあげるため

上記の、イージー過ぎる、ハード過ぎるという問題解決のための一手段として、
レベリングという考えがあります。ゲーミフィケーション(日々の生活のゲーム化)の考え方の1つです。

自分が取り組む仕事、労働のハードルを、自分が一番やる気がでる程度に調整することです。

学校を例に説明します。例えば、高校生に、小学2年生の九九のテストを毎日受けさせたら、数日どころか、
初日からやる気を失くしてしまうことは容易に想像できます(怒る子もいるかもしれませんね)

逆についても言えます。小学2年生に、高校の順列、三角関数のテストを見せても「????」
わからないところがわからない。大混乱確実です。

小学生に九九を教えること、高校生に順列、三角関数を指導すること。階段をあがるように
少しずつ難しくしていくこと。これがレベリングです。

その人に合わせた、ちょっと難しい目標を決めること、しかもできそうなものであることが
本人の動機付け、やる気アップのために大切です。

 

なんで目標は必要なの? 

目標ってなんで必要なんでしょうか?

私は、繰り返しになりますが「自分たちのやる気を高めるため」だと思っています。

「マラソンを5時間以内に完走するぞ!」とか、
「締め切りまでにこのレポート作るぞ!」、
「お金貯めてイタリア旅行だ~!」

と、未来の自分の場所に旗が立っていると、それに向けて行動したくなる。
そして、行動したくなった人は、その目標目指して頑張れば、本人のためにプラスに働くじゃないですか。

ですが、必ずしも万人にそう作用しているとは限りません。

「マラソン完走しろと言われた(私はやりたくないのに)」
「レポート出さないと(上司に反省文をかかされる)」
「家でゆっくりしたいのに、妻がイタリア旅行に行くとうるさい・・・」

同じような目標でも、雰囲気はまるで違いますよね。

一番の違いは、「自分で目指したのか、やらされているのか」
やらされている限り、本人の自発性をうながすことは難しい。

ただし、強制しているからといって、必ずしも働かない訳ではなく、内面の心持地だけが違う。心のミスマッチが残ります。

最終的な結果に影響するとしても、すぐに表立って生産性が下がることはありません。
それが、目標設定とは名ばかりの「隠れ指示、内々命令」を助長しています。

やる気をそぐ、行動を促進しないのであれば、そもそも目標設定は不要です。


中小企業の方、少人数で働かれている方とお話すると、年間・月間目標を持たずに、
日々仕事に携わっている方々がいらっしゃいました。
ではその方の仕事は「目標がないゆえに」見劣りする仕事をしているのか。
社会に貢献していないのか?

私はその一点で否定はできません。逆に、そういったプレッシャー無く
働けていることに羨ましさを覚えることもあります。


目標は必須ではなく、「自分を後押しできるものが作れるなら、作る。目指すことを楽しむ」
仕事を楽しくする「スパイスの1つ」として考えてほしいものです。

 

 

Q あなたの、今日しようと思っていることを、あえて目標として1つあげるとしたら何ですか?