日刊あるなし

日常を 遊びのように 楽しく過ごす。ミニマリスト&インドア生活スタイルを日々紹介します。

「命を救うために、遊ぼう」病院の限界から発想した健康習慣

 

病院にくる患者さんは、「病気がかなり進行した状態」で来る人が多い、その段階で助けられる人はほんのわずか。

予防が何よりも大切だけれど、病院の外では医師の力がおよばないになってしまう。

日々の生活で健康に意識してもらうには、「遊び」というメディアが最適です。

 

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昔っからゲームが好きなよそイです。

仕事終わりや、休みの日はだいたいPlayStation4かNintendoSwitchをたちあげて、ゲーム三昧。

新しいゲームが出ると夜更かしすることもしばしば、、、体に悪いのですが、あまりに楽しくて寝食を忘れてしまいます。

 

これがたまになら良いのですが、不健康生活を続けてしまうと話はかんたんではありません。

生活習慣病。文字通り、日々の生活の悪循環がもたらす病気です。

国内だけでもこの病気に苦しんでいる方が数多くいます。その内の1つ、糖尿病だけ抜き出しても、患者数は約330万人。この人数、茨城県の全県民の方がかかっても、まだ足りないくらいの数です。

 

これだけの人が苦しむ諸々の病気。その予防のためにはどうすればよいでしょうか?

実は、私が日々楽しんでいるゲームが効果的、という話があるのです。

なんだそれ?と思った方、ぜひご一読ください。

 

 

きっかけは、ゲーミフィケーションセミナーでした

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ゲーミフィケーションという言葉があります。

過去何度か触れていますが、かんたんに言うと、ゲームの楽しさや、「人が熱中してしまう」仕組みを生活に組み込む考え方です。 

www.nogame-nolife.online

  • 仕事の結果に応じてすぐに「ごほうびを出す」
  • ちょっとした家事に「制限時間をつける」 
  • 1日歩いた歩数を「記録し、他の人と競えるようにする」

普段していることに、ちょっとルールを設けるだけで、人の行動が劇的に変化するのです。

昔から遊ぶことには目がなかったので、この仕組みに今でも興味津々。新しいアイデアや実践例にはいつも目を光らせていました。

そんな時に出会ったのが、こちらのセミナーです。

digrajapan.org

現役の医師が医療とゲームを合体させるアイデアを形にしている。

そんな話を聞いたら、食指が動かないわけがありません。早速申込み、話をきいてきました。

話題は、病院での医療の限界と、家庭での医療意識をどう高めるか。

 

実は、プレゼンターの石井さん。高校時代に大腸を全摘出したのだそうです。

 

もっと早く病院に行っていれば防げたこと。でも、腹痛があっても、出血していても病院には行きませんでした。それだけ病院に行くことに抵抗があったのだそうです。

結果手遅れ。全摘出でかろうじて命を長らえました。

そして、その経験をバネに自分も医師に。動機があったとはいえ、すごい意思の力です。

 

ですが、医師になった後も自分のもやもやは晴れていないそうです。

なぜなら、同じ境遇の方がたくさん来院するから。

 

いくら自分の技術を磨いても「手遅れ」の人は助けられない。

医師は病院の外には何もできない。院内ではもやもやを解決する手段がありません。

 

そこで石井さんが思いついた解決策 それがゲームでした

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みんなが目にしているメディアから、『当たり前に』健康に向けた行動をとる。そんな仕組みを作れないか

で、彼が作ったのがこのアプリです。

スマートフォンの所有率はいまや80%超大部分の人にアピールできるメディアとしてはうってつけです。

unkore.jp

ちょっと発声するのがはばかられてしまうのですが、、、、大真面目なゲームです。

  • 自分の排泄物をゲームの中で報告するとストーリーがすすむ
  • 体に異常があるときには、「ゲームの中で」通院を進めてくれる
  • 遊んでいるつもりが、自分の健康状態に気付ける
  • まんがやゲーム漬けの子供達にもメッセージが届く!

人気のアプリソフトであれば、物語を進めるために、「上手にプレイする」「時間をかける」「課金する」必要がありました。

ですが、このゲームは「自分の排泄物を毎日報告する」なのです。

 

お金をかけるかわりに、自分の健康状態を報告する。

 

見返りがなく、まして病歴がない人だったら、だれもそんなことはしません。

ですが、ここに「ゲームの楽しさ」を加えると、人は熱中してしまうんですよね。これがゲームの力です。

 

先日別のセミナーで、「ポケモンGO」について話を聞く機会がありました。ポケモンGO、今でも世界で何万人というユーザーが遊んでいる位置ゲームです。

www.pokemongo.jp

その時にゲームプロデューサーの方がすごい数字を教えてくれました。

2,000,000,000,000円

これ、なんの数字かわかりますか?

 

 

世界全体で実現した、医療費の削減額だそうです。

このゲーム、ご存知の通りゲーム内の地図で定められた場所に、「本当に足を運ぶことで」新しいポケモンをつかまえることができます。

遊ぶためには歩かないといけない。

この仕組みを1つ取り入れただけで、まったく健康を考えていなかった何万人もの人を巻き込みました。

 

石井さんが開発している”うんこれ”もこれと同じです。

健康第一で考えてくれなくてもいい。楽しんで、結果的に健康につながるアクションになればいいのです。

エンジョイ&ヘルシー! とても魅力的なアイデアです。

 

まとめ 楽しみを増やす足し算思考は「クスリ」です

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この考え、ミニマリストのように「生活を引き算で考える」発想からとは真逆の考え方ですね。モノや仕組みを減らすどころか、付け足すアイデアです。

 

もちろんどんなことにも当てはめるべきではありません。

すでに生活習慣が好ましいもの。そして自分自身も楽しんでいるならば。

過不足無い日々の生活には蛇足です。

 

今の生活の中で、ちょっとやだな、と思うことがある。

しかも、それが自分だけではやめられない習慣だったりした時。

こういった遊びの仕組みを考えてもらいたいのです。

ちょっと「楽しいクスリ」だと思えば、安上がりでお得だと思いませんか?

 

笑えば治る 

 

これ、フランスのことわざだそうです。この言葉に似せて、今日はこの一言で締めくくります。

 

楽しめば治る